信号無視の罰金・反則金は普通車で9,000円、違反点数は2点
「信号無視の罰金はいくらになるの?」と気になっている方に、結論からお伝えします。普通車の場合、反則金は9,000円・違反点数は2点です。違反後の手続きや免許への影響も含めて、この記事でまとめて確認できます。
信号無視は道路交通法第7条に基づく違反(罰則は第119条等に規定)で、警察官や自動信号機(オービス・交差点カメラ)によって取り締まられます。反則金制度が適用される場合は行政処分として処理されますが、悪質と判断されれば刑事罰の対象になることも。「うっかり通過してしまった」という軽い気持ちでも、法的には明確な違反です。
実際に友人が交差点の黄信号でアクセルを踏み込み、停止線を超えたところで白バイに止められたことがありました。「止まれたのでは?」と感じていたそうですが、その場で青切符を交付され、反則金9,000円の納付書を受け取ったと話していました。「罰金がいくらか知らなかった」という言葉が印象的でした。
違反ケース別・罰金額と違反点数の早見表
自分がどの違反にあたるのかを素早く確認できるよう、主なケースを一覧にまとめました。反則金は車両区分によって異なる点に注意してください。
| 違反ケース | 車種区分 | 反則金(行政処分) | 違反点数 | 刑事罰上限 |
|---|---|---|---|---|
| 赤信号無視 | 普通車 | 9,000円 | 2点 | 罰金5万円以下 |
| 赤信号無視 | 大型車 | 12,000円 | 2点 | 罰金5万円以下 |
| 赤信号無視 | 二輪車 | 7,000円 | 2点 | 罰金5万円以下 |
| 赤信号無視 | 原付 | 6,000円 | 2点 | 罰金5万円以下 |
| 黄信号無視(停止義務違反) | 普通車 | 9,000円 | 2点 | 罰金5万円以下 |
| 点滅信号(赤点滅)一時停止違反 | 普通車 | 7,000円 | 2点 | 罰金5万円以下 |
| 信号機の指示違反(警察官の手信号等) | 普通車 | 9,000円 | 2点 | 罰金5万円以下 |
反則金と罰金は別物です。反則金は行政上の処分で、期限内に納めれば前科にはなりません。一方、刑事手続きに移行した場合の「罰金」は前科となります。違反の内容や態様によって、どちらが適用されるかが決まります。
なお、赤点滅信号での一時停止違反は「信号無視」ではなく「一時停止違反」として扱われるケースもあります。取り締まる警察官の判断や状況によって区分が異なることがある点は覚えておきましょう。
黄信号は「注意して進める」は誤解――正しいルールを確認しよう
「黄信号は注意しながら進んでいい」と思っていませんか?これは誤りです。
道路交通法第7条および施行令第2条によると、黄色の灯火の意味は「車両は停止位置を超えて進んではならない」です。例外として「停止位置に近接しており、安全に停止できない場合」に限り、そのまま進行することが認められています。つまり原則は「止まる」が正解。
「止まれたかどうか」の判断は警察官が現場で行うため、曖昧な状況では取り締まりを受ける可能性があります。交差点に差し掛かる際は、黄信号に変わったら「止まる」を前提に速度を調整する習慣をつけることが大切です。黄信号のたびにアクセルを踏む運転は、信号無視と判断されるリスクだけでなく、追突事故の原因にもなります。
信号無視で捕まったら免許はどうなる?点数累積と免停ラインを確認
違反点数2点が付くと、累積点数によっては免許停止(免停)の対象になります。警察庁の基準(累積点数制度)では以下が目安です。
- 前歴なし:6点以上で30日間の免停
- 前歴1回:4点以上で60日間の免停
- 前歴2回:2点以上で90日間の免停
信号無視は1回で2点のため、前歴が複数ある方や他の違反点数が累積している方は特に注意が必要です。たとえば、すでに4点が累積している場合、信号無視の2点が加算されて合計6点となり、前歴なしでも免停対象に達します。
免許取消しのラインは前歴・点数の組み合わせによって異なりますが、一般的に前歴2回:4点以上で免許取消しとされています。「たった2点」と軽く見ず、現在の累積点数を運転免許センターや警察署で確認しておくことをお勧めします。
反則金の支払い方法と期限――払い忘れると刑事手続きになる
青切符(交通反則告知書)を受け取ったら、指定された期限内に反則金を納付します。流れは以下の通りです。
- 違反日から7日以内に、指定の銀行・郵便局・コンビニATMで第1回納付
- 期限内に払えない場合、通知書が届き第2回納付(さらに7日以内)の機会がある
- それでも納付がない場合、刑事事件として検察へ送致される
刑事手続きに移行すると、略式裁判で罰金刑(上限5万円)が科される可能性があります。前科がつく点も普通の反則金処理とは大きく異なります。「支払いを忘れていた」では済まないため、切符を受け取ったらすぐにカレンダーへ納付期限を記録しておくことが賢明です。
信号無視で事故が起きた場合は罰金だけでは済まない
信号無視中に事故を起こすと、状況は一変します。単純な交通違反処理ではなく、過失運転致死傷罪(自動車運転死傷行為処罰法)が適用される可能性があります。法定刑は7年以下の懲役・禁錮または100万円以下の罰金です。
さらに、民事上の損害賠償責任も生じます。信号無視は過失割合において著しく不利に評価されるため、被害者への賠償額が高額になるケースも少なくありません。
知人の弁護士から聞いた話では、赤信号で交差点に進入して衝突事故を起こしたドライバーが、刑事・民事・行政の三つの処分を同時に受けた事例があったそうです。罰金・点数の問題だけでなく、生活全体に影響するリスクがあることを忘れないでください。
よくある疑問:信号無視とみなされるケースを整理する
「どこからが信号無視になるの?」という境界線の疑問を整理します。
- 停止線を超えた後に赤に変わった場合:停止線を越えた時点では青だったなら、原則として信号無視にはなりません。ただし交差点内で長時間停滞すると別の違反になる場合があります。
- 右折待ち中に信号が赤になった場合:対向車をやり過ごすために交差点内で待機しており、赤に変わっても完了のために進む行為は、信号無視ではなく交差点の適切な処理として認められます。
- 信号が見えなかった・気づかなかった場合:主観的な認識は関係なく、信号機が存在している以上は違反として扱われます。
- 黄点滅での徐行不足:黄点滅は「注意して進行」を意味しますが、速度超過や無謀な進行は別の違反と合わせて問題になることがあります。
FAQ:信号無視の罰金・手続きでよく聞かれる疑問
Q:信号無視を否認した場合、罰金はどうなりますか?
反則金制度の適用外となり、刑事手続きへ移行します。略式裁判で罰金刑(上限5万円)が科される可能性があります。否認を選ぶ場合は弁護士への相談をご検討ください。
Q:違反点数はいつリセットされますか?
違反日から無事故・無違反で1年経過すると前歴がリセットされます。ただし点数が累積中は期間が延長される場合があります。
Q:ドライブレコーダーの映像は信号無視の証拠になりますか?
なります。警察が映像提出を求めることもあり、逆に取り締まりの証拠として使われることもあるため、保存しておくことを推奨します。
Q:信号無視で捕まったのに青切符をもらわなかった場合はどうすればいい?
口頭注意のみで終わった場合は記録が残らないこともありますが、後から通知が届くケースもあります。交付された書類の有無を確認してください。
まとめ:信号無視の罰金と対処法を押さえておこう
信号無視の反則金は普通車で9,000円、違反点数は2点です。黄信号も原則は「止まる」義務があり、うっかり通過した場合でも信号無視として扱われます。
反則金は定められた期限内に納付することが大切で、払い忘れると刑事手続きへ移行し前科がつくリスクがあります。また、事故を伴う場合は罰金にとどまらず刑事・民事の両面で重い責任が生じます。
違反後は自分の累積点数を確認し、免停ラインに近づいていないかを把握しておくことが安心につながります。日頃から黄信号でのブレーキ判断を意識するだけで、信号無視のリスクは大きく下げられます。


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